18th July, 2018
Event Report
2018年7月18日、“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”の初出荷に合わせ、“2 Hours Royal”と題したエクスクルーシブなメディアランチイベントが開催されました。
当日は、東京都指定有形文化財であり、優美な建築物としても名高い、赤坂プリンス クラシックハウスにハンガリー大使や料理界の有名シェフをはじめ、多くのプレス関係者の方々をお招きし、国内初出荷となる“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”の特別なコース料理をお楽しみいただきました。
イベント会場前のホワイエでは、現在国内外のJAZZシーンで活躍する『河野祐亮ピアノトリオ』のリーダー兼ピアニストである河野祐亮氏とコントラバス奏者の座小田諒一氏の演奏がご来場者をお出迎え。
またイベントに先立ち、その独創的なカクテルで今もっとも熱い視線を集めるミクソロジスト・南雲主于三氏に、“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”のベーコンのエキスを香り付けに使用したオレンジカクテルや十勝産のハーブを使用したモヒートなど、この日のためにご用意いただいた特別なアペリティフをふるまっていただきました。
気持ちの良い夏の日差しが差し込む空間に流れる、JAZZのスタンダードナンバーを織り交ぜて構成された楽曲と、香り高いカクテルのハーモニーがイベントへの期待感を高めます。
イベントの冒頭では、厳しくも美しい冬の十勝の大地で育つマンガリッツァ豚の様子を捉えた本邦初公開となるブランドムービーが上映されました。
ムービーの上映に続いて、生産者である株式会社 丸勝の専務取締役であり、“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”ブランドの総責任者、梶原一生から、生産地十勝の歴史とその地に息づくフロンティア精神、アジア初の純血マンガリッツァ豚を出荷するに至った経緯、そして、様々な困難の末にこのイベント当日を迎えられた喜びと感謝の言葉が述べられ、いよいよ記念すべき“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”のお披露目イベントがスタートしました。
コース料理のスタートに合わせて、“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”と同じく、株式会社 丸勝が運営する「~花と食と農のテーマパーク~ 十勝ヒルズ」内にあるハンガリーレストラン「Farm Restaurant VÍZ」のヘッドシェフであり、本イベントのメニュー構成・調理を担当したハンガリー人シェフ、モルドヴァン・ヴィクトル氏から、一般的に国内で流通している豚肉とは一線を画す“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”の肉質の特徴と当日のメニューについての説明がありました。
原種に限りなく近く、肥育期間も一般的な三元豚が6ヶ月程度であるのに対し、1年以上の期間を要する“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”。そのため、現時点では月に2頭しか出荷することができないという希少な豚は、ハンガリー料理界の第一人者であり、マンガリッツァ豚の取り扱いにも精通したヴィクトルシェフの全面監修の元、厳しいチェックをクリアした高品質な豚肉だけが最高の状態で出荷されます。
イベント会場前のホワイエでは、現在国内外のJAZZシーンで活躍する『河野祐亮ピアノトリオ』のリーダー兼ピアニストである河野祐亮氏とコントラバス奏者の座小田諒一氏の演奏がご来場者をお出迎え。
またイベントに先立ち、その独創的なカクテルで今もっとも熱い視線を集めるミクソロジスト・南雲主于三氏に、“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”のベーコンのエキスを香り付けに使用したオレンジカクテルや十勝産のハーブを使用したモヒートなど、この日のためにご用意いただいた特別なアペリティフをふるまっていただきました。
気持ちの良い夏の日差しが差し込む空間に流れる、JAZZのスタンダードナンバーを織り交ぜて構成された楽曲と、香り高いカクテルのハーモニーがイベントへの期待感を高めます。
本イベントには、その名を世界に轟かせる気鋭のシェフ、SUGALABO代表の須賀洋介氏がゲストとして登壇し、“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”の生産現場を実際に現地に出向いて視察、食した体験を踏まえた意見や感想をお話いただいたほか、「世界一のマンガリッツァ豚を十勝の地で育てる」というテーマのもと生産者代表 梶原とのトークセッションも披露されました。
さらにイベントの最後には、ご来場いただいた方へのお土産として、SUGALABOさまにご用意いただいた“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”を使用したリエットが配布されました。
また当日は、ハンガリーを始めとする世界のマンガリッツァ協会と友好を築き、希少種マンガリッツァ豚の種の保存を目的として、2018年3月7日に設立された“日本マンガリッツァ協会”の初代会長として、“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”ブランドの総責任者である梶原が就任したことも発表されました。「まだまだ一般的な認知が低く、飼育も難しい純血マンガリッツァ豚を日本国内において管理、ブランド力維持向上に務め、その発展に寄与したい」と梶原は語ります。
かつて絶滅寸前にまで追い込まれた、美食の国ハンガリーの国宝に認定されるマンガリッツァ豚をアジアで初めて生体輸入し、原産国であるハンガリーと似た気候風土を持つ、北海道十勝の地で繁殖、飼育に成功し生まれた“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”のストーリーはまだ始まったばかりです。
十勝の雄大な大地と自然の恵みの中で、惜しみない愛情と時間と手間をかけて大切に育てられている“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”の今後にぜひご期待ください。