大地と命に、惜しみない愛情と敬意を込めて。
かつて絶滅の危機に瀕したその豚を輸入し、育て上げ、
出荷するまでには長い道のりがありました。
私たちは、2016年、数々の障壁を乗り越えた末、
国内においてこれまで前例のなかった繁殖に成功。
まだ国内ではあまり知られていない、
その希少な豚を一人でも多くの人に届けたいと思う一方で、
何より「種の保存」を第一に考えながら、
繁殖から出荷まで一貫生産にこだわり、
敬意と責任を持って日々飼育にあたっています。
原産国であるハンガリーと似た気候風土を持つ、
北海道十勝の雄大な大地と自然の恵みの中で、
惜しみない愛情と時間と手間をかけて大切に育てられた
“十勝ロイヤルマンガリッツァ豚”。
一般的な豚肉に比べて発色が強く、
霜降り率の高い赤身の濃厚でジューシーな味わいと、
融点が低く、口の中に入れた瞬間にとろけるような
ヘルシーな脂の芳醇な旨味をぜひ一度ご賞味ください。
世界で唯一、
食べることのできる
国宝と称される豚
十勝ロイヤルマンガリッツァ豚とは?
十勝ロイヤルマンガリッツァ豚の6つの特徴
3つの系統
北海道、十勝の豊かな自然に育まれて
十勝の自然と飼育環境
3つの系統
系統ごとの自然交配を行うことで、3系統(ブロンド、レッド、スワローベリー)を維持しています。
ブロンドマンガリッツァ
3系統の中で最も原種に近く、性格も野生感が強いといわれています。その反面、非常に子煩悩でやさしい一面も持ち合わせています。他の系統に比べ脂肪が厚く、当ファームのブロンド系統は長毛傾向があります。
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レッドマンガリッツァ
ブロンド系統と他品種を掛け合わせて誕生した品種といわれています。3系統の中でも肉付きが良く、赤身のおいしい品種です。当ファームのレッド系統は、ブロンドとスワローベリー系統の中間的な性質を持ちます。
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スワローベリーマンガリッツァ
現在は絶滅したとされるブラック系統とブロンド系統を掛け合わせて誕生した系統です。肉質は霜降り率が高く、当ファームのスワローベリー系統は長毛傾向があり、性格が温厚で、産子数が多いのが特徴です。
![box06_figure_03](https://royal-mangalica.jp/wprm/wp-content/uploads/2023/05/box06_figure_03.jpg)
![box07_img](https://royal-mangalica.jp/wprm/wp-content/uploads/2023/05/box07_img.jpg)
北海道、十勝の豊かな自然に育まれて
十勝の自然と飼育環境
夏は30℃以上、冬には-20℃以下にもなる
十勝ロイヤルマンガリッツァファームは、
春と秋には心地よい風が吹き、過ごしやすい日が続きます。
豚を飼育する上で非常に重要で、
肉質の決め手にもなる飲み水には、
十勝の自然がもたらす水(地下水)を汲み上げて使用しています。
勾配がある広大な敷地を放牧地として利用しており、
豚たちはそこを自由に歩き回ることで、
がっしりとした丈夫な身体を作ります。
また日陰となる樹木や泥浴びをするぬた場※を設けるなど、
より自然に近い飼育環境を整えています。
![Home25-1714](https://royal-mangalica.jp/wprm/wp-content/uploads/2023/05/box08_img_01.jpg)
安心・安全はもちろん
最高品質の豚を育てるために
十勝ロイヤルマンガリッツァ豚は、繁殖から生産、
販売までのすべてを自社で行っています。
またマンガリッツァ豚に適した飼養管理体制を整え、
防疫対策にも細心の注意を払うなど、徹底した
品質管理を行うことで、安心・安全な食肉を提供します。
当ファームで一年を通じて行う自然放牧は、
ストレスの緩和と運動不足を解消するとともに、
豚本意の行動を可能にすることで、豚の個性や
免疫力・抵抗力をいかした飼育を実現します。
また四方を壁で囲う一般的なウインドレス豚舎と比べ、
呼吸器系統の病気も蔓延しにくいといわれています。
![box08_img_02](https://royal-mangalica.jp/wprm/wp-content/uploads/2023/05/box08_img_02.jpg)
成長ステージに合わせた
自社オリジナルの
専用飼料を設計・配合
動物性の単味飼料、添加剤を一切使用せず、
成長ステージごとに配合割合や内容を変化させています。
例えば、育成期ではトウモロコシ、大豆を主に与え、
加熱圧片(あっぺん) したものをさらに粉砕するなど、
消化吸収率を考慮した給餌方法を実践しています。
肥育期では、欧米諸国で主に使用される大麦に代わり、
十勝で多く栽培される小麦を採用。
また広大な放牧地内で育まれる山菜や梨、
土壌中に含まれるミネラルをはじめとした自然飼料も
摂取させるなど、栄養管理にも細心の注意を払っています。
![box09_img_01](https://royal-mangalica.jp/wprm/wp-content/uploads/2023/05/box09_img_01.jpg)
惜しみない愛情と
時間をかけて育てた豚だからこそ、
すべてを味わってもらいたい
製品情報
十勝ロイヤルマンガリッツァ豚の精肉は、
生体の見た目同様、一般的な豚肉とは大きく異なり、
その味わいと食感、赤身と脂身のバランスに誰もが驚くでしょう。
また十勝ロイヤルマンガリッツァ豚は、複雑な味付けを必要としないため、
肉本来の澄んだ味わいを生かしたシンプルな調理をはじめ、
さまざまな料理にご使用いただくことができます。
![Home25-1714](https://royal-mangalica.jp/wprm/wp-content/uploads/2023/05/box09_figure_01.jpg)
肩ロース
十勝ロイヤルマンガリッツァ豚の最上部位。発色が良く、濃厚な赤身。そして、白さが際立つ脂身と、見た目にも美しい肩ロースは、本場ハンガリーでも一番高価な部位として取引されています。
ロース
ロースは脂身と赤身のバランスが最もよい部位です。低温調理を施すことで、ジューシーで柔らかな脂身とクリーミーな赤身の洗練された味わいと食感をお楽しみいただけます。
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バラ
赤身と脂身が層を織り成す部位、バラ。十勝ロイヤルマンガリッツァ豚、最大の特徴でもある濃厚な脂身のとろけるような口溶けを存分に味わうことができます。
![box09_con01_img02](https://royal-mangalica.jp/wprm/wp-content/uploads/2023/05/box09_con01_img02.jpg)
ヒレ
脂身の少ないヒレは、十勝ロイヤルマンガリッツァ豚の中でも最も洗練された部位です。キメが細かく、柔らかな食感が特徴的で、ビタミンB1を豊富に含んでいるため非常にヘルシーです。
![box09_con01_img03](https://royal-mangalica.jp/wprm/wp-content/uploads/2023/05/box09_con01_img03.jpg)
ラード
十勝の雪のように美しく、真っ白なラード。十勝ロイヤルマンガリッツァ豚の澄んだラードは、しつこさがなく、ハーブやスパイスと組み合わせることで様々な料理に利用することが可能です。
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